課 題
【高浜漁港の対象地域の範囲及び漁業の種類】
地域の範囲 | 高浜町沿全域 |
---|---|
漁業の種類 | 漁協自営定置(大型定置)1経営体_39人 小型定置 10経営体_21人 漁船漁業(刺網、延縄、一本釣、たこ壺、なまこ桁曳等)_139人 採貝藻(サザエ、アワビ、ワカメ等)_35人 養殖(内浦湾のタイ、フグ等魚類養殖)_11人 |
漁業者数 | 正組合員数_ 263人 |
高浜漁港航空写真
施設の老朽化による高付加価値化の限界
高浜漁港に立地する漁協本所、市場が老朽化著しく、維持管理費が過剰にかかると同時に、管内漁獲物の集出荷や高付加価値化能力に限界がある。また、漁業者自身の魚介類の高鮮度、高品質な取扱いに関する意識が徹底していないことも付加価値化のための阻害要因といえる。
漁獲変動が大きい
水揚高の6~7割を占める定置を始め天然資源依存型漁業が中心のため、漁獲変動が大きい。
6次産業システムの未形成
減少したとは言え、夏場の海水浴客規模は周辺市町の追随を許さないが、観光を活用した付加価値型の地場流通等の6次産業システムが未形成である。また、漁協経営基盤が脆弱な上、合併前の漁協単位毎の支所・事務所事務のIT化等の合理化が進んでいない。